電気コンセントの話
2017/12/04
こんにちは。石川です。
今日は、新築でもリフォームでもきっと役に立つ!
電気コンセントについて書いてみようと思います。
家を建ててから「しまった!」とならないため、配線計画はとても大切!
念願のマイホームをついに購入。またはリフォームの時にコンセントを増設、新しくすることも多いものです。
でもおウチを建てた後で「コンセントが足りない!」「ここにコンセントがあればよかったのに!」
なんて思いをするかもしれません。住んでみてはじめてわかる「不便」について、建てる前に配線計画してみませんか?
廊下のコンセント、ここにも欲しかった!
家電を新しく買ったけれど、コンセントは??
ネット配線の差し込み口を付けておけばよかった…
配線は「数」「位置」「種類」「高さ」を考えましょう
①コンセントの数は、2畳あたり1カ所(2口以上)が目安です。たとえば8畳なら4カ所のコンセントを部屋の対角線上に分散させて取り付けると、ほとんど延長コードなしで電気製品が使えます。
タコ足配線も防げます。
②防火のためにも、しっかり計画。家具の裏で配線コードがホコリをかぶったままという状態に心あたりはありませんか?これは火災を呼ぶような危険な状態。
家具の配置なども考慮してプランを考えてみましょう。
③器具が増えても困ることがないよう、コンセントは多めに。家が建ってからコンセントを増やすのは余計なコストが多くかかります。それは、工事が始まってからの設計変更も同じ。
手間も費用も余分にかかります。
④スイッチ・コンセント設置高さの目安。掃除機用はかがまなくてもいいように、温水洗浄便座用は水滴が飛ぶことを考えて機器から少し離して…など、コンセントは抜き差しの頻度や、使用する器具の特性を考えて設置位置を決めるのがポイントです。
⑤高齢者に配慮する場合。スイッチは、床上110~120cm程度の高さに設置されるのが標準ですが、ご高齢の方や身体の不自由な方がいらっしゃる場合は少し低め(約100cm)に設置されると負担が軽減されます。
皆さんはマグネットコンセントってご存知ですか?
恥ずかしながら、実は私、知りませんでした
へ~~っ!こんなのあるんだと思ったのでご紹介します
なんと、ついうっかり引っ掛けても、ポンと外れるから安心なコンセントなんです!
マグネットがすぐに外れる
プラグがマグネットでついている構造なので、足などを引っ掛けるとすぐに外れます。コンセントを抜くときも、差すときにも不要な力がいらないため、小さな子どももラクに使えます。
よくありますね、コードにつまずいておっとっと。お年寄りならケガが心配です。 |
お取り替えのサイン
- プラグの抜き差しがゆるくなっている
- 表面が変色・焦げている(異臭がする)
- 表面に膨れ・ひび割れがある
- 10年以上経過している
約10年がお取替えの目安です。
ホットカーペットやこたつを使用するこれからの時期は配線器具による電気事故が多くなります
このブログを読んでくださった方々は今一度確認してみてください