解体工事のお祓いについて
2018/10/10
先日、地鎮祭が行われた土地に建っている建物の解体作業です。
更地になった土地の地盤調査がさっそく明日行われます。
解体が終わった土地は、柔らかくてふわふわしていました。
地盤調査をして、地盤改良の必要が無いかしっかりとチェックしてもらいます。
私は当日お休みで参加はしていませんでしたが、先日の地鎮祭の写真を見せてもらって、
建物の解体前に地鎮祭を行っていたのが、とても不思議に思いました。
更地の土地になってから地鎮祭をするイメージがあったからです。
一般に、解体工事の前に行われるお祓いを「解体清祓い(かいたいきよはらい)」と言うそうです。
解体、建設時のお祓いというのは、特に義務付けられたモノではありません。本来お祓いというのは宗教的な考えによるもので、信じる宗教によってそれぞれ判断は違ってきます。施主様がご自身で考えて必要が無いと思えばやらなくても問題ありません。実際に海外の宗教では解体時や建設時にお祓いをするという考え自体がごく稀なようです。
要するに、解体工事前にお祓いをするのかはそこに住まわれる方々の気持ち次第ということになります。
日本人は古くから「あらゆる物には神様が宿っている」という神道(しんとう)の考え方が根付いていますので、やらないと「何だか悪いことが起こりそう」「気持ちの面で落ち着かない」という方も多いようです。
お祓いや儀式といったものは災厄を取り除き人々の安全、健康を祈るための神事ですので、納得がいくように行えばいいと言うことですね
冒頭に書いた通り、地鎮祭の後は地盤調査をして、地盤改良が必要なら改良を行い基礎工事へと進みます
安心して住めるよう、一歩一歩進めて行きたいと思います