シンフォニーライティング LED シンクロ調色 美ルック その②
2016/03/23
前回お話したあかりインテリアコーディネートのお話の続きです。
前回はLEDの基礎知識についてお話させて頂きましたが、今日は
具体的なあかりのコーディネートのお話です。
数年前までは当たりまえだったシーリングライトが現在では
ほとんど使われなくなって来ているのを知っていますが?
リビングなどによく付いている大きな丸い電気です。
私の家もまだ10年も経ってないですが当たり前にシーリングライトです
快適なあかりの空間をつくる、特別な照らし方があります。
必要なあかりを効果的に組み合わせるシンフォニーライティングで、
快適な空間が生まれます。
①リビングの「中心のあかり」を選ぶ。
②ダイニングの「中心のあかり」を選ぶ。
③リビング・ダイニングの「まわりのあかり」を選ぶ。
こうすることで必要なときに、必要なあかりで空間を演出できます。
また、電気代を抑えることにもつながりますね!
さらに、天井にライトがあると天井を高く見せる効果があり、
低い位置にあかりをつくると、あかりの重心が下がることで
空間にくつろぎ感が広がります。
これはリフォームなどではなくても簡単に買ってくることができるのでオススメですよ
次にシンクロ調色。「光色」をあやつるライティングテクニックです。
LEDが家庭にも広がり、生活シーンに合わせて光色を変化させるということが一般的になってきました。
「電球色=くつろぎ、昼白色=さわやか」という基礎知識だけから少し抜け出せるテクニックをご紹介します。
生活シーンにぴったり合った明るさと光の色があります。
例えば、中心とまわりで光色を少し変えるテクニックがあります。
だんらんシーンでは、くつろぎと活気を兼ね備えた「温白色」で空間を統一するのがスタンダードな提案。
しかし最近の研究で、中心のあかりは「温白色」のまま、まわりのあかりを「電球色」に変えれば、
より快適で、広く感じるということがわかってきました。
講師の先生が絶対実践してほしい!!と言っていたのがテレビの背面の照明。
テレビ背面の壁を建築化照明で照らし、目の疲れを軽減。手元のあかりはピンホールダウンライトで確保。
テレビの液晶画面は昔に比べかなり明るくなっているので、目の疲れを軽減する工夫も必要です。
使い慣れたシーリングライトを使用している場合でも、シーリングライトを消しても成り立つあかりが必要です
さらに対角のあかりがあると部屋が広く見えます。
建築はあかりとインテリアで引き立てる時代です。
私達が作る建築はあくまでベースなのだと先生はおっしゃっていました
あかりで驚くほど空間は変わります。
皆様もあかりを工夫して楽しんでみてはいかがですか?